ペットホテルを運営していると、思わぬトラブルに見舞われることもあります。ですが、対処法さえ知っておけば落ち着いて対応できることばかりですので、ここでいくつかご紹介します。
不慣れな環境に身を置くことになった猫は、初日はだいたい緊張しています。猫によっては緊張がなかなか解けず、ご飯を口にしない日が続くこともあります。そんな時は、飼い主様に確認して好物のものをあげると、それがきっかけでご飯を食べてくれるようになります。
また、お預かり中に猫が怪我をしてしまった場合は、動物病院を受診して薬を処方してもらうなどの対応が必要です。
飼い主様からお預かりした猫の中には、時々攻撃的な子もいます。慣れない環境に連れてこられて余計に気が立ってしまっている場合がありますので、そんな時はそっとしておくか、猫用のフェロモン製品を活用することで安心感を与え、情動を落ち着かせましょう。
さらに、飼い主様の都合で飼えなくなった猫の置き去りも考えられます。悲しいことに、動物病院や動物保護団体、ペットホテルなどへの動物の置き去りは後を絶ちません。こうした無責任な置き去りは、防犯カメラの設置や身分証明書の提示で幾分防ぎやすくなります。他にも運営中に起きた様々なトラブルへの対処法など、しっかりとアドバイスしますのでご安心下さい。